葛飾区長 青木克徳 殿

2020年3月2日

日本共産党葛飾区議会議員団

新型コロナウイルスに関する緊急要望

 安倍晋三首相は、全国の小中高校、特別支援学校の一律休校などについて、科学的根拠も具体的な支援策も示さない中で発表しました。全国では、共働き家庭をはじめ特別支援学校に子どもを通わせている保護者などから、混迷の声と悲鳴が上がっています。
 本区でも、同様に区内すべての区立小中学校、幼稚園及び特別支援学校を臨時休校しました。さらに、児童館、図書館などの公共施設の閉館、一部使用禁止としました。
 こうした状況の中で、区民生活をまもり、子どもたちの健やかな成長を確保するために、現時点で以下の項目について緊急要望をするものです。

1、葛飾区危機管理対策本部での議論・決定について直ちに区議会に報告をするとともに、区議会に意見を求める事。
2、小学校での受け入れについて、「原則1~3年生については、やむを得ない事情がある場合に限り、3月2日から3月25日までの間、学校にて預かる」としているが、学年を上げるなど、柔軟な対応を行う事。
3、児童館及び子ども未来プラザを小学校同様、直ちに開館し、子どもたちの居場所として受け入れる事。
4、私立学童保育クラブの午前からの開所を求めるとともに、区の非正規職員などを活用して支援を行う事。
5、区の非正規職員などに不利益が生じないように、給与保証等を行う事。
6、保健所の体制を抜本的に強化し、区民からの問い合わせに親身にこたえる事。
7、国に対して、検査を含め抜本的体制強化を求める事。

以 上