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■区民の税金450億円をムダにするのか!
●なんで138メートルのマンションを建てさせるの?
 葛飾区は昨年の暮れに、大規模商業=ショッピングセンター計画を変更し、大学と公園にすることを正式に表明しました。「森の中に沈むような大学」をつくって、まちのシンボルとしてまちづくりをすすめていくというものです。そのために、450億円の税金を使って、都市再生機構から約10ヘクタールの土地を購入しました。
 ところがそのとなりに、138メートルもの高さの巨大な民間マンションが建てられようとしています。それも45メートルという高さ制限があるのに、葛飾区がマンション建設の計画にあわせて変更しようというのです。それも「ランドマーク」などと理由をこじつけて・・・。
 この計画について、私たち住民の意見を出しましょう。



●07年11月区議会議員協議会での企画課長の発言
 たとえば柴又帝釈天だとか、堀切菖蒲園だとか、もう100年たってもなくならないまちの存在が、やはり葛飾区にももっと必要だろうと。そのうちの一つが大学・・・。
 大きな公園の中に大学があって、森の中に沈むような大学の存在というのは、地域にとってやはりあったほうがいい。

●このまちのランドマークを民間マンションにしていいのか
 当初の地区計画は?

 住宅A地区においては、周辺市街地の建物高さとの調和等に配慮し、建築物等の高さの最高限度を45mとする。ただし、地域のランドマークを創設する建物については45mを超えることができるものとする。(「新宿六丁目地区地区計画の概要」より)

●ところが今回の計画は!
住宅A地区には
 高さ138メートル800戸のマンション(地上39階、建築面積3340u)
 5000uのスーパー
 約780台の駐車場
 などが予定されています。
 葛飾清掃工場の煙突は直径13メートル、高さ130メートル。計画のマンションはこの煙突よりも高く、約20本束ねた巨大なものです。

●そもそも「ランドマーク」とは?
 ある地域の目印となる象徴的な景観要素。
 由緒ある建物、塔、坂、山などがランドマークになることが多い。ニューヨークの自由の女神、パリのエッフェル塔は、都市の象徴するランドマークといえる。
 (「東京都都市計画用語集」より)

    
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