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 2009年第79号のホットニュースです


 2009年 第79号 ホットニュース
■予算組み替えを提案
 日本共産党区議団が発表した2009年度予算組み替えは、不要不急な事業や無駄な事業を削減し、780億円にもなる基金積立の1.6%(約15億円)を活用することによって、暮らし、営業を守る予算に切り替えるものです。
 子育て世帯への支援では、大規模学童を一刻を争って解消するために、さしあたって学童保育クラブを10カ所増設します。また出産祝い金を創設し、出産1人につき10万円を支給します。小学1年生の30人学級の実施、第2子の保育料は無料にします。
 就労率が高いにも関わらず、収入は標準世帯の3分の1しかない、という深刻な生活実態にある母子家庭に対する家賃補助も十分ではありませんが盛り込みました。
 高齢者・障害者支援では、要介護4、5の重度の高齢者に対する月1万円の介護手当、第3段階までの介護保険料の据え置き、特養ホームの食事代助成、紙おむつ支給の制限緩和、障害者福祉タクシーについては、来年度支給が打ち切りとなる経過措置の863人の方も継続して受給できるようにしています。
 雇用・中小企業対策では、若者の雇用生活実態調査やリストラなどで収入が断たれた場合、一時の生活資金を区が貸付ける制度の創設。中小企業景況調査の実施、消費税分を補助する住宅リフォーム助成、商店外装飾灯電気代助成の増額などを盛り込んでいます。
 地球温暖化対策として全小中学校への太陽光発電を4年間で全校設置することを目標に、来年度は20校設置するものです。
 一方、不要不急の事業や無駄な事業は削減しました。議員の費用弁償の廃止、議会運営委員会の視察の中止。区民合意のない庁舎建て替えや大学誘致に関わる費用、同和対策経費は、すでに同和行政が終結しているもとでの執行はただちに中止すべきものです。
 立石駅周辺地区、金町南口駅前地区の再開発事業は、進め方が住民本位ではなく、再検討を要するもので、関連費用は削減しています。

予算組み替え案の主な内容(単位:百万円)
1、 子育て支援
出産祝い金の創設(1人1万円) 382
学童保育クラブの増設(10カ所) 40
母子家庭への家賃補助(1家庭1万円) 558
小学1年生の30人学級実施 250

2、

高齢者・障害者支援
介護手当の創設(月1万円) 220
介護保険料の据え置き(第1〜第3段階)
紙おむつ支給条件を元に戻す 130
特養ホームの食事代助成 15
作業所の食事代全額免除 35
福祉タクシー経過措置者への支給 26

3、

中小企業・雇用対策
商店外装飾灯助成の増額 16
中小企業景況調査の実施
若者の雇用・生活事態調査
住宅リフォーム助成 20

4、

不要不急の事業、無駄な事業の削減
大学施設整備費助成 △333
同和対策経費 △8
立石駅周辺地区再開発事業 △28
総合庁舎整備手法検討調査委託費 △10
立石地区センター整備経費 △34
確かな学力度定着度調査 △19
UP