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 2009年第84号のホットニュースです


 2009年 第84号 ホットニュース
■2009年第3回定例会を終えて
日本共産党葛飾区議会議員団
1、今定例会は、総選挙で政権交代した直後に開会され、区議会議員の任期最後の議会でもありました。青木区長が今期限りで勇退を表明したので、総選挙後の情勢をふまえつつ青木区政の166年を総括する一般質問を行いました。
 @福祉の切り捨て、A弱者切り捨ての民営化路線、Bムダ使い、C差別選別の競争教育をただしました。
 青木区政は、国の構造改革路線にしたがい、区政でも区民に痛みを押しつけてきました。今度の総選挙で示された自公政権退場の審判は、区政にも変化を求めています。ところが、国民の審判をまったく理解していません。自公両党も同じです。「医師・看護師を大量に増員するため法改正を求める請願」や「後期高齢者医療制度の廃止を求める請願」について、「新政権がやると言っているから採択する必要はない」といって不採択にしてしまいました。
1、2008年各会計決算委員会の審議で、わが党は、切実な区民要求実現の立場から、新「介護手当」の創設や独自の住民税減税、第二子の保育料の免除などを実施することを求めました。過去最高のため込み782億円の一部分を取り崩すだけでも実施できるものです。ところが、「こうした事業は一度実施すると続けければならない」などといって拒否しました。
1、まちづくりでも、ムダと失敗の連続です。
 立石駅北口再開発では、この10年間で4億円もの税金を投入しているのに住民合意ができていません。
 金町南口再開発では、過大な駐車場をつくりここでも税金投入したのに、現在、テナントがうまらない状態です。ある大学の研究室が再開発の失敗例として視察に来るほどです。こういう状態で3・5番街区の再開発を進めることは無謀だと言わなければなりません。
1、区民運動と連携し貴重な前進面もありました。
 高砂駅には、三つ目のエレベータが設置されることになりました。
 わが党が提案した「核兵器廃絶へ日本政府が主導的役割を果たすことを求める意見書」、「高校教育にかかる費用の軽減を求める意見書」が採択されました。
 慈恵医大青戸病院の放射線ガン治療の継続を求める質問に対して、区長は「厳しい状況だが継続を要請する」と答弁せざるをえませんでした。しかし、住民から提案された請願は、自公の反対多数で否決されました。

 区長・区議会議員選挙まであと1カ月となりました。新政権をになう民主党は、今期青木区長の提案した議案に100%賛成し、今定例会でもすべての議案に賛成してきました。国政が変わり始めている今、自公と一体化しているという態度では区政を変えることはできません。区政でも区民の声に耳を貸さない自公に厳しい審判を下すときです。
 今度は地域から政治を変え、要求実現を一層前進させるためにその旗印と実績をもつ日本共産党の出番です。全力を尽くす決意です。
2009年10月2日
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