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 2009年第86号のホットニュースです


 2009年 第86号 ホットニュース
■葛飾ビラ配布弾圧事件 最高裁判決に抗議する
 ビラ配布の自由は、議員活動にとって大切なもの
2009年11月30日
日本共産党葛飾区議会議員団
 2009年11月30日最高裁第2小法廷は、葛飾ビラ配布弾圧事件について、荒川庸生さんを有罪とした高裁判決を維持し、大法廷に回付し口頭弁論を開けという要求を無視して上告を棄却した。
 私たちは、政務調査費という区民の税金を使って、区民に議会の報告をするための手段としてビラを配布してきた。そのことは、葛飾区のみならず、全国で、そして他の党もおこなってきたものである。
 私たちの議員活動の一貫として、区民に区政を伝えるために「区議団だより」やアンケートを配布した行為を、有罪とした最高裁判決は地方自治への弾圧であると同時に、地方自治を破壊するものであり絶対に認めることはできない。
 広報紙のみでは充分理解が得られない中で、団だよりの発行は住民の理解が深まり議会と住民を結ぶ重要なものとなっているのである。
 今回の判決は後世に残る最高裁の汚点ともいうべき不当判決であり断固として抗議するものである。
 ビラを通じて区政の動きを伝えるとともに、ビラを見て生活相談があり、「命が救われた」という事例がいくつもある。
 政治的なビラの配布は、憲法上、表現の自由に基づくものであるとともに、国民の「知る権利」に貢献し、国民主権・議会制民主主義・地方自治の充実に資するものであり、刑罰によって絶対に規制されてはならない行為である。
 最高裁は自ら「憲法の番人」としての権威を失墜させ、国民の立場で正義を判断する崇高な使命を放棄したと、怒りを込めて抗議するものである。
 我が党区議団は、今後も断固として議会活動の一貫として、ビラ配布を通じて区民への区政報告をおこなうものである。
以上
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