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 2010年度葛飾区議団のホットニュースです


 2010年 ホットニュース
■第2回定例会を終えて
2010年6月23日
日本共産党葛飾区議会議員団

 一、第2回葛飾区議会定例会が、6月23日に閉会しました。
 今定例会は、鳩山総理の政権投げだしの後、菅内閣の発足直後の6月7日からはじまり、最終本会議は、参院選公示日前日という緊迫した中での議会でした。

一、住民運動と議会論戦を密接に連携させ、まちづくりでも教育でも、また福祉でもわが党が論戦をリードし区政を動かしてきました。
 「三菱製紙跡地のまちづくりを考える会」のみなさんが、理科大および公園用地の盛土の支出は、違法なものではないかと住民監査請求を行い、監査委員会による調査が行われました。監査委員会の報告書では、違法性こそ認めませんでしたが、区防災会議の記述が根拠であると結論づけました。しかし、これは、後からのつけ足しに過ぎす、とても区民の理解を得られるものではありません。
 奥戸四丁目地区計画では、区議団が当地区にアンケートを配布したところ大きな反響がありました。肝心要である区民の意見に耳をかさず、決定しようと急いでいます。いま、強引な地区計画を許さないたたかいが始まりつつあります。
 特養ホームの地域偏在は重大な問題です。特養ホームがない柴又、堀切地域の住民が中心になって、署名に取り組み、区に対してこの要望署名が提出されました。わが党は、交渉にも参加し、議会での論戦も行ってきました。

一、国政と同様に大企業にモノがいえない区の姿勢を追及しました。
 イトーヨーカドー亀有駅前店が、4階から7階まで撤退を表明しました。再開発の地権者にとって死活問題であるとともに、地元の商店街に重大な影響がおよぶものです。もうからなければ撤退するという身勝手なヨーカドーに対して正面から批判するどころか、区は、「一部営業を続けるから」と擁護する立場です。
 京成電鉄が成田新高速の開通に伴うダイヤ改定を五月末に明らかにしました。立石駅に停車する急行の廃止、青砥・上野間の減便など区民の利便性が著しく損なわれるものです。わが党は、各党に区民運動で事態打開をと呼びかけましたが、各会派はそろって、区長が働きかけるといっているからと「様子見」の姿勢で、京成電鉄にも正面からモノが言えない姿をさらけ出しています。

一、来年四月から、小中一貫校を創設するとして、松上小と新小岩中を「新小岩学園」として開校する準備をすすめていますが、これは「中一ギャップ」を拡大するものです。新小岩中学に入学するのは、松上小の子どもだけではありません。他校の子どもとの連携は行われていないからです。隣り合わせの学校を一貫校とする稚拙な発想は決定的な誤りであると言わなければなりません。わが党の主張は、他党にも影響を与え、教育委員会の5校を一貫校にする計画に異論が出され始めました。

一、立石北口再開発を強引に進めるため、まだ使用可能な区役所を再開発ビルに移転させようとする動きについて、区議団だよりの全戸配布やポスターを作成しました。多額の税金投入となる計画であり、この問題の重要性をかんがみて、全区民に知らせるべきだと考えたからです。
 菅首相が、消費税増税と法人税減税を打ち出すなど民主党政権が自民党と変わらない政党であることが明らかになりました。
 財界・大企業と米国に堂々とモノが言える党が伸びてこそ国政も区政も転換できます。区民の願い実現のために、全力で頑張ります。
以上
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