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 葛飾区議団のホットニュースです


 ホットニュース
「放射能対策について」再度申し入れ
20120629
副区長に申し入れ書を渡す区議団

 日本共産党葛飾区議団は水元公園で文科省基準を上回る放射能汚染が見つかったことをふまえ、葛飾区にあらためて「放射能対策について」申し入れをおこないました。

 申し入れの内容は以下のとおりです。

 

 

 

 

 

 

葛飾区長  青 木 克 德  殿

2012年6月29日
日本共産党葛飾区議会議員団

 

本区における放射能対策について

 

 福島第一原発事故から、1年3か月が経ちました。本区においてはこの事故由来によるホットスポット対策がひきつづき大きな課題となっています。
 この間、わが党都議団が、くりかえし都立水元公園における放射線量を測定し、国基準の「周辺に比べ地上1メートルで毎時1マイクロシーベルト以上高いところ」を発見し、国に通報、東京都に測定および除染の要請を行ってきました。都建設局は、6月25日ようやく都議団立会いのもと測定を行い国基準を超えていることを認め、国および都環境局と検討の上除染をすることを明言しました。本区にとっても大切な水元公園を安心して利用できるよう、出来る限りの測定と対策を講じることが求められています。
 また、本区においては、区民の声にこたえて、公共施設におけるきめ細やかな測定がとりくまれてきました。そして区民への測定器や洗浄機の貸し出し、さらには食材等の測定ができる検査機器の設置準備や給食の放射線量の測定などもすすめられています。
 こうした点を踏まえ、区民がさらに安心してくらし、子育てができる環境づくりをすすめていくうえで、以下要望するものです。

 

1、水元公園における放射線量の測定を全面的かつ大規模におこない、ただちに除染など必要な対策を講じるよう、今後とも東京都にくりかえし要請すること。
 その際、東京都が実施する除染基準について再検討をおこない、厳格な基準にするよう求めること。
 また、東京都が消極的であるならば、区が東京都との協議のもと、子どもたちが立ち入るようなところを優先して測定し、対策を講じること。
2、葛飾元気野菜への風評被害を防ぐためにも、ひきつづき農産物の放射線量測定を支援し公表するとともに、ビニールハウスの雨どいなどによる放射線量の比較的高い場所の除染を、産業振興施策の一環として位置づけ、区が直接支援を講じること。
3、区民の声にこたえて、給食食材の放射線量測定は回数を増やすこと。また、食材などの放射線量を測定できるよう区自身が測定器を購入し、体制も整え常時測定をおこなうこと。
4、採択されている請願にもとづき、子どもたちの健康診断をおこなうこと。
5、本区における除染基準である地上1センチメートル毎時1マイクロシーベルトを見直し、区民の納得が得られるような厳格な基準にあらためること。
区内全域にわたるホットスポットの除染をすすめていくために、区民との協働によるしくみづくりを構築すること。たとえば、除染支援相談員や除染アドバイザーを配置し、自治町会などに派遣する等おこなうこと。

以 上


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