私立認可保育園に対する補助金誤支給に対しての要望書

葛飾区長 青木 克徳 殿

日本共産党葛飾区議会議員団

 私立保育園に対する誤支給が大問題になっています。この間、6月23日、7月14日に臨時の保健福祉委員会が開催され、今後のことは未定と説明をしてきました。さらに、8月31日に保健福祉委員会が開催されることになっています。ところが、8月15日、区長が後援会ニュースで、「補助金の趣旨に沿って人件費として適正に使われたものについては返還を求めない方向で検討する」と説明をしていますが、区民や議会に説明が成り立ちません。よって、以下の通り要望します。

  • 補助金は公金であり、謝罪するとともに返還を求めること。その際、返還方法は保育園と誠意をもって相談すること。
  • 4月から補助金は、減額され支給されています。保育園事業者は、減額されて経営が厳しくなっています。「誤支給した補助金が、保育の質の向上につながった」ということが真意ならばパート保育士の補助金の拡充をおこなうこと。
  • 保育園の制度を全般的に見直し、あらゆる拡充をして安定した保育を実現すること。
  • 区政運営の民営化など民間へ依存するあまり保育の質をはじめ、チェック体制を弱体化・形骸化させてきた責任は重大で、民間依存型の区政運営のあり方を、おおもとから見直しをすること。
  • 8月31日の臨時保健福祉委員会に出席をすることを委員長に求めること。

以 上

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