2023年第二回定例会プール問題

まず学校外プール授業についてです。

今年の学校外プール授業は5月9日から始まりましたが、1施設の利用校を増やしたために、過密なスケジュールが組まれています。今年示された移動パターンによると1施設を2校で使う指導の場合、前の学校の指導が終るのが10時、次の学校の指導が始まるのも同時刻であり、プールサイドが混雑します。学校外プール授業の実施校を2倍に増やしたために、このような過密スケジュールになったのではないでしょうか。

授業頻度が開きすぎている問題もあります。

西小菅小学校は5月18日から1学期の間に2週間に1度の頻度で5回の授業を行い、夏休みをはさみ40日後の9月に残りの2回の授業を行い7回の指導を終えます。こすげ小学校では、一番早く授業が行われる6年生が6月19日から始まり、どの学年もほぼ月1回の授業しか行わないために、夏休み前の1学期に2回2時間の授業しか実施されません。残り5回の授業を9月以降に行いますが、1年生に至っては最後の授業の実施が12月13日です。このようにほぼ月1回の水泳指導で果たして教育的効果があるのか。これでは水泳指導というより、ただ指導回数をこなしているだけではないのか、答弁を求めます。

学校プールを利用すれば移動時間は水泳指導に充てられます。子どもたちや教師が学校外プールへ移動する負担もありません。公共施設の有効利用と地域振興としても学校プールの存在は重要です。

西小菅小学校では昨年8月末に完成した新校舎屋上に新しいプールができたにも関わらず、今年も学校外プールでの授業です。これではせっかくのプール設備を無駄にしています。

そこで西小菅小学校の学校プールを活用した水泳指導のモデル校とすることを提案し伺います。

  • 西小菅小学校は、学校プールを活用した水泳指導ができるように、日よけの設置、インストラクターの配置、施設や水質の管理の外部委託等を行い、夏休みにも水泳指導を実施して、それ以外は地域に一般開放してはどうか。
  • 西小菅小学校は、学校プールを活用した水泳指導を実施して、子どもや教員の満足度や費用対効果を検証し、学校外プール指導と比較検証してはどうか。 
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