区役所位置条例について (2023年2月27日本会議代表質問より)

前定例会では、「区役所の位置を定める条例」が異例の記名投票で採決が行われました。

 区役所の移転がなければ成立しない再開発そのものに問題があります。しかも多額の税金投入が必要になることは繰り返し指摘してきました。

 2月13日に区都市計画審議会が開催され、立石駅南口西地区再開発についての報告後、質疑が行われました。「立石駅北口、駅南口東地区に続き、「3つ目の駅南口西口再開発で完全に立石らしさがなくなると懸念、結果として、だれでも知っているような店だけになれば、これまでの客を呼び込めなくなり、そこに住む人だけの街になることを懸念する」という発言があり、座長も「立石が死んだ町、失敗のないように」と発言していました。そういうまちづくりになりかねないということを自覚すべきです。

「位置条例」を議決しましたが、施行日は決まっていません。またもや、決まったことのように区の広報で報じたことも問題です。

区に求められていることは、予定通りに工事を進めることではありません。「組合に転居を申し出たが生活再建とは言いがたい物件しか紹介してくれない」「商業棟で商売を続けようにもあまりに条件が悪い位置で納得できない」など様々な意見が寄せられています。なによりも重要なのは、地権者、借家人との合意であり、その前提となるのが「生活再建」にありのではありませんか、答弁を求めます。

 

 

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