区議団の主張のページへ 区議団だよりのページへ 地域の運動のページへ イベント情報のページへ 質問に答えてのページへ 少子化問題のページへ
木村ようじのページへ 区議会日誌のページへ 相談&メールのページへ リンクのページへ マンション関係のページへ トップページへ
 2002年第35号のホットニュースです


 2002年 第35号 ホットニュース
■低所得者の負担軽減介護保険料の所得区分を6段階に
 来年四月から介護保険料が大幅に引き上げられます。
 日本共産党は、これまで低所得者の保険料減免を求めてきましたが、区長は、一貫して「介護保険制度の趣旨から考えても行うべきではない」と拒否してきました。
 しかし第四回定例区議会で、ついに区長は、保険料の所得区分を5段階から6段階に変えることによって、わずかですが低所得者の負担を軽くする方向を明らかにしました。
野党の提案には絶対耳をかさない姿勢
 介護保険料6段階について、区長は与党「3会派から」要請されたことを強調しました。しかし、日本共産党のねばり強い追及と、区民運動の前に実施せざるをえなくなった結果です。とってつけた理由をつけるのは、自治体の長にふさわしくありません。
■意見書を全会一致採択公害被害者の救済制度
 公害患者と家族の会から出された「新たな被害者の救済制度をつくってほしい」という請願が採択され、それにもとづく意見書が、全会派一致で採択されました。
 昨年、同主旨の請願審議では、賛成の立場にたつ中村しんご区議に懲罰動議がだされるなど、大論戦になった問題です。
 患者会の皆さんと日本共産党区議団は、運動を広げるための集会や署名活動、街頭宣伝など運動を広げてきました。
 ついに10月、東京地方裁判所の勝利判決を勝ち取りました。
 永年、公害患者の皆さんを苦しめてきたジーゼル車を規制し、東京に青空をとりもどす一歩となりました。
■二十一の父母会から反対決議学童保育クラブの民営化方針
 葛飾区が、児童館・学童保育クラブの再構築素案を提案しました。
 ところがこの「素案」は、「子育て支援」どころか、まったく逆行した内容となっています。
 児童館、学童保育クラブの民営化・民間委託や指導員の非常勤化、学童保育クラブの運営に株式会社の参入の道をひらくなど、子育ての公的責任を投げ出すに等しいものとなっています。
 区が、この「素案」を発表してから、短期間に、二四〇件もの反対や疑問の意見が相次ぎました。
 すでに二十一の父母会から、「私たちの学童保育クラブは民営化しないでください」などの意見書も区に提出され、いまも運動が広がっています。
■こんな図書館計画でいいのでしょうか
 このほど、葛飾区は「区立図書館基本計画(素案)」を発表しました。
 それによると、図書館は10年計画で1館、蔵書数は三年間で一万冊を増やすというものです。しかし、区議会では、すでに青戸、東金町、小菅地域に図書館設置の請願が採択されています。また蔵書数は、当初計画では三万冊になっていたものです。
 現在、区の図書館は9館ありますが、人口あたり二三区で下から四番目、蔵書数も
下から三番目と非常に遅れています。
 この素案では、充実にほど遠い計画です。
 より良い図書館づくりを目指してあなたの意見をお寄せください。
UP