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 日本共産党葛飾区議団の活動についてご紹介します

●介護保険利用料を安くしてほしい「みんなの願いです」
◆この上保険料の徴収ではたまりません
 「収入がないのに、なぜ保険料を徴収されるのか」、十月はじめ区役所に苦情電話が殺到しました。
 葛飾区内の高齢者の7 割が、区民税非課税です。低所得の高齢者から保険料をとるのは、生活費非課税の原則に反します。
 介護保険がはじまって政府も葛飾区も「順調なすべりだし」といっていますが、とんでもありません。利用料が高すぎてサービス量の半分以上も利用されないなどの問題が出ています。介護保険を利用者本位にかえるには、利用料・保険料の減免が急務です。

◆このままでは生きていけない
 日本共産党区議団は、今年の夏以来、区内の在宅介護をされているご家庭を訪問し、聞き取り調査を行っています。松田(仮名)さんの例を紹介します。

○いつから介護をされているのですか。
 夫(90歳)は、もう5年も寝込んでいます。
 介護認定は受けました。介護度は3です。

○介護サービスを受けているのですか。
 ヘルパーさんに来てもらうとお金がかかるので、受けていません。その分、私ががんばりますから。

○収入はどの位ですか
 年金は2人で13万円です。アパートの家賃が3万円。老人福祉手当が5万5千円出ていたので これまでなんとかやってきました。今月から、福祉手当が削られ、電話代(福祉電 話のこと)の補助も打ち切られます。これからどうしようか悩んでいます。

◆自民公明民主区民連合が利用料の軽減求める請願を否決
 日本共産党区議団が調べた結果では、せっかく認定をされたのに、サービスを全部利用しない人が多くいます。なんと利用率は41 ・1 %と半分以下です。利用料が高すぎるのです。 そのため、区民の皆さんから9 月区議会に、「介 護サービスの利用料を減免してほしい」という請願 が出されました。
 ところが、自民・公明・民主・区民連合(元社会や民社)の各党は、介護保険は「社会全体でささえる相互扶助」という理由で否決してしまいました。 しかし、すでに23 区中すでに7つの区で何らかの形で利用料の減免をしています。そうした区は、更に増える傾向にあります。 このままでは、葛飾区が、「福祉後進区」になってしまいます。
●区の福祉削減も生活苦に追い討ちをかけています
◆福祉電話の廃止
今まで基本料金と月60通話まで区が助成していました。 それを先月から 丸ごと削りま した。23区で最悪です。
足立区…基本料を助成
江戸川区…基本料・通話料助成
墨田区…基本料を助成

◆老人福祉手当の廃止
寝たきりのお年寄りの介護に少しでも役にたてばと月々5 万5千円が支給されていました。これを3年間で廃止してしまいます。
江戸川区…区独自の福祉手当制度で援助しています。

◆敬老金の廃止
 70 才になる と毎年5 千円 の敬老金が支 給されていましたが、葛飾 区は、昨年から廃止してしまいました。これがあれば事実上の保険料補助になるのに。
足立区…70歳以上7千円支給
江戸川区…70歳以上3千円75歳以上1万円支給
●税金の使い方をかえさせましょう
 葛飾区は、ことあるごとに「財政危機」を強調して福祉や教育予算を削ってきました。 その一方で、当面緊急でない広い道路をつくったり利用率の悪い地下自転車駐輪場の建設などをしていま す。
 3年前の区長選挙で「37億円の 無駄づかい」と批判した亀有駅再開発の駐車場も、年1億1千万円もの赤字で、区民に負担を押し付ける結果になっていますこうしたやり方こそ改めることで す。
●安心して子育てできる葛飾にしましょう
◆若もの世代が住める街なら生きいきします
 「少子化」が大きな社会問題になっています。安心して子育てできる町づくりが求められています。
 それなのに、葛飾区政のやっていることといったら、学童保育の父母負担を三倍 にしたり、ひとり親家庭医療費の有料化をしたり、まるで逆さまです。
 日本共産党は、こうした区のやり方を批判 し、建設的提案をしてきました。9月に行われた第三回定例会でも、「子育て支援」が大きな争点になりました。皆さん、どうお考えでしょうか。

◆学校の廃校ではなく 三〇人学級の実現を
 「私たちの学校をなくさないで」、子どもたちの願いも空しく、西渋 江小、明石小に引き続いて、東堀切小、小谷野小、松南小三校の廃校が 決まりした。理由は子どもの数が減ったというものですが、本音は教育 予算を浮かしたいというものです。 いじめ・不登校などの解決のためにも、三〇人学級を実現し、一人ひ とりに行き届いた教育を実現することが必要です。

◆保育園民営化に反対し 区の責任で待機児を 解消させます
 いま区内で保育園に入れず待機している子どもは、419 人もいます。低年齢保育を充実して、一日も早い解決が必要です。
 葛飾区は、大阪・堺市が公立保育園を民間に売却したのを見て、「選択 肢のひとつとして検討したい」と的外れなことをいいだしました。深刻な 待機児を解消する区の責任を放棄するつもりです。

◆私立幼稚園の補助をつよめます
 幼稚園に通う子どもの保育料は、平均して一人あたり2 万4千円から2万5千円です。父母負担を軽くするための行政の支援はどう しても必要です。昨年まで区は、都の補助とあわせて8千円〜1万4千円の助成をしてきました。
 ところが今年、区は所得制限を強化しました。 父母負担が、月3千円でおさまるよう助成しているお隣り江戸川区とは、大違いです。
●日本の未来に とっての大問題
日本共産党都議会議員 木村ようじ
 わが国で進行している 少子化は欧米諸国の2倍の早さです。
  「日本社会が子ど もを生み育てる力を失いつつあることは、日本の未来にとっての大問題」 と日本共産党の大会決議案はのべています。
 少子化の進行を防ぐためには、保育など子育支援を充実させることが重要であることはいう までもないことです。
ご一緒にがんばりましょう。
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