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 2001年2月14日(水)のニュースです


2001年2月14日(水)のニュース
■2001年度の葛飾区予算案が発表になりました
 一般会計が1,397億6,000万円で、前年度比0.2%増の伸び率となっています。その主な特徴点と区民の皆さんとの共同で予算化させた内容の一部もお知らせ致します。
 尚、詳細は、下記の通り「予算説明・懇談会」でご報告と資料の配布をさせて戴きます。ご参加ください。
■またも福祉切り捨ての予算(案)
 昨年、介護保険導入を機に、福祉電話助成や老人福祉手当の廃止、出張調髪の有料化、福祉タクシー助成の所得制限など、障害者や高齢者などに冷たい切り捨てを行いました。今度の予算(案)も、昨年強行した福祉切り捨てを引き続き実行する内容になっています。その主なものは以下の通りです。
・ホームヘルプサービス   △214百万円  
・ねたきり高齢者福祉    △660百万円
・高齢者医療助成経費   △126百万円  
・児童福祉施設措置経費  △128百万円
・人にやさしいまちづくり   △185百万円  
・高齢者向け住宅の確保  △ 32百万円
■新たな基金(貯金)の溜め込み宣言
 区は、口を開けば財政危機を叫んで、福祉切り捨て、区民負担強化を押しつけてきましたが、新年度予算(案)では、一転して「財源不足状態を解消した」、今後は連続立体交差化事業や立石・金町などの再開発等の大型開発に備えるとして、基金(貯金)の積立で、「溜め込み宣言」を打ち出しました。左の表は、3月補正予算案と2001年度予算(案)での溜め込み案。
 いま、区民は、深刻な家計消費の冷え込み、介護・医療などの将来不安など、大変な状況にあります。そんな時に、区民のために使わずに、公共事業優先の基金溜め込みが許されてよいでしょうか!
■区の責任放棄した民間委託、民営化、市場化等の導入
 区は、今度の予算案で、自治体として責任をもつべき公共部門を民間委託化、民営化、施設の市場化、統廃合路線を打ち出してきました。その主なものは、学校給食の民間委託の試行、2ケ所の学童保育クラブ分室の民営化、19の区役所出張所を6区民事務所の統廃合、区立保育園保育士の削減、土木出張所の統廃合等、区民に十分な説明も合意もないまま強行しようとしています。また、文化振興財団などの公社・財団等について、経費の削減を理由に利用料金制度の導入、総合委託化、民間資金の活用など進めようとしています。
 これは、低賃金労働者を生み出し、下請け業者への低単価押しつけ、そして、区民サービスの低下となるもので、破綻した第三セクター方式の二の舞いになりかねません。 
■区民のみなさんとの取り組みで2001年度予算(案)に盛り込まれました
・ヒロシマ・カツシカ特別平和展の開催
 新世紀を迎え「ヒロシマ・カツシカ特別平和展」を広島市との共催で(今年7月予定)開催されます。区議会本会議での提案が実りました。
 
・乳幼児医療費助成の就学前までの拡充                    
 日本共産党の独自の条例提案や新婦人の皆さんなどの運動によって乳幼児医療費助成制度が実施されてきましたが、ついに、所得制限なしで就学前までの医療費無料化が実現することになりました。実施は今年10月からの予定です。
 《その他》
○商店街での買い物共通券への助成 
○農業と商業との連携モデル事業
○総合教育センターの開設
○奨学資金貸付の拡充
○JR亀有駅の下りエスカレーター設置
○PCB蛍光灯器具の取替
○葛飾図書館の充実
○葛飾清掃工場改修にともなう水元社会教育会館と水元温水プールのボイラー設置
・・・等々
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